東京方面から東海地方での出張を終え、寄り道して熊野那智大社と熊野速玉大社へ1泊観光をしました。その経路を記録しました。ご参考になれば幸いです。
朝、近鉄四日市から紀伊勝浦へ移動
朝8時 近鉄四日市から五十鈴川駅行きにのり津へ 27分、590円
平日の朝だったので通勤通学で混んでいました。
JR津駅で特急切符を購入。JR四日市駅から乗るよりも近鉄線を利用した方が少し安いようです。
9:01発 JR南紀1号・紀伊勝浦行きの切符購入 紀伊勝浦まで約3時間、5280円
初めての津駅。県庁所在地の駅の割には決して栄えている感じではありませんが、清掃の行き届いたきれいな駅の印象でした。
JR特急南紀の紀伊勝浦まで3時間の旅
約150km、3時間、特急ではないと5時間もかかる。
乗客はまばらで、自由席でも良かったかもしれない。窓のサイズが大きく自然の景色を楽しみながら過ごすことができました。尾鷲湾の海岸が所々で見えます。
紀伊勝浦からバスで大門坂へ
12時頃紀伊勝浦駅に到着。ロッカーに荷物を預け(400円ほど)、大門坂までのバス切符を購入(490円)、車内でペイペイ払いもできました。
バスは1時間の1,2本のペースであります。20分ほど待ち時間があったため駅前の足湯に入って過ごしました。バスにはアジア系、欧米系の外国人が多く、シートに座れないほどでした。
23分ほどで大門坂で下車。約600mの大門坂を登って那智大社に行くルートがガイドマップではお決まりのようです。日本サッカー協会のシンボルである八咫烏の像がありました。日本神話ではカラスは導きの神だそうです。確かに鬼滅の刃でもカラスは道案内役です。
大門坂から那智大社へ
当時の技術で作られた石畳の坂、途中に関所や多富気王子の石、南方熊楠が泊った旅館跡などあり、進んでいて飽きないです。樹齢800年の夫婦杉、江戸時代に整備された石畳。畏敬の念に包まれ歴史を実感することができます。
熊野那智大社 飛龍神社 青岸渡寺三重塔 那智の滝 スポット多数
大門坂を終え、程よく疲れた所に熊野那智大社、飛龍神社、青岸渡寺 三重塔、那智の滝と数分の徒歩で廻れる距離に点在しています。自然の中に囲まれた三重の塔の姿は格別です。思ったり那智の滝は遠く離れていました。那智の滝は日本三大名瀑の一つで日本一の落差だそうです。それぞれを回ると大門坂後からさらに1キロ以上は歩いたことになりなかなかの汗でした。
紀伊勝浦に戻り、マグロ丼をいただく
那智の滝前からバスで紀伊勝浦へ移動。(630円)
紀伊勝浦は生まぐろの水揚げが日本一だそうです。駅から歩いて数分のお食事処 大和さんで特製マグロ丼をいただきました。脂がのったマグロですごく美味しかった。(2000円程)
食後、勝浦漁港沿いをちょっと散策しました。市場や足場があります。その後、近くのホテルにチェックイン。
紀伊勝浦から熊野速玉大社へ
翌朝、紀伊勝浦駅を立ち、新宮駅へ(22分、240円)土曜日の朝、人は少な目ですが、部活動の学生が電車にいました。新宮駅から徒歩15分ほどで熊野速玉大社に到着します。途中仲之町商店街など歩きやすいルートで行けます。
熊野速玉大社 散策
熊野三山の一つ、平安時代からの格式高い神社です。日本神話の雰囲気を感じます。建屋は明治の火災後、昭和に再建されたそうですが、赤の色が鮮明で何時間も眺めていたい様相でした。曼荼羅図や樹齢千年以上のナギの大樹、八咫烏神社などが敷地内にあります。
新宮市には、ほかに神倉神社や阿須賀神社など名所がありました。
新宮から南紀4号で名古屋方面へ 特急券は新幹線と同時で半額です
新宮駅9:13発の特急南紀4号名古屋行きで、今回の旅は帰路につきました。名古屋からの新幹線切符も同時に購入すると南紀の特急券が半額になることを知りました。車窓の景色を眺めながらのんびりかえりました。伊勢に七度 熊野に三度の言葉のように何度も来たくなる場所でした。次は今回訪ねていない熊野本宮大社、中辺路ルートを計画してみようとおもいます。
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